ロンドンの旅案内

Act.,1





ロンドンの英国に於ける地図


私たち日本から旅発ち初めて英国に足を下ろすときは
ほぼここロンドンの街を素通りすることはできません

また、ロンドンを旅の目的とする旅する方々も
もちろん多くいらっしゃいます

私も実はその一人

仕事に煮詰まったり、
一人で旅に出かけたくなると
どうしても気軽に歩ける街としても
このロンドン
ここだけでの滞在を目的に何度成田を一人で発ったでしょう・・・

そして、長いこの街での滞在でも幾度もロンドンに立ち寄り
大陸(ヨーロッパ)へ渡ったことでしょう

そんな体験の中から身一つで見たこと、感じたこと、気がついたことを
少しでも次にこの街を目指す方々への小さな指針になれば
こんなに嬉しいことはありません

どうぞ、賛否両論おありかと思いますが
お付き合い下さいませ











さて、旅を作るときは必ず計画しますよね?
ロンドンのこれが見たい!食べたい!知りたい!
様々な目的を持って出かけます

しかし・・悲しいかな?・・・
留学とか、その街に住むとか、時間たっぷり何時帰国してもいいんですー
という方々を除いては
やはり限られた時間の中での観光になりますから
やはりここは!
その滞在期間に合わせての目的を絞ることから始まります


しかし、ロンドンは本当に訪れる度、
帰国の日が近づくにつれて
「あそこも行きたかったー」「ここも見たかったー」「あれも食べたかったー」と
お宿へ向かう最後の晩にはあまりの計画の無さに何度となく
悲しい想いをしたことやら・・・

少しでもそんな気持ちを軽くするためには



したい事・見たい物を絞り込む

が、ここで提案することなくとも
とっても重要になってきます

そんないつも同じような最後の晩を過ごす回数を重ねるうちに
当たり前だけれど
自分用の旅ノートに次の事柄が示してあり
旅毎に眺めながら旅の方向性をつめていきます




好きな絵を観たい       美術館めぐり   
  1. ナショナル・ギャラリー
  2. ナショナル・ポートレート・ギャラリー 
  3. テート・ギャラリー
  4. テート・モダン
そこにしかないめずらしいものを観たい  博物館めぐり 
  その他
  1. 大英博物館
  2. ヴィクトリア&アルバート博物館
  3. マダム・タッソー蝋人形館
  4. ロンドン塔
  5. ティー&コーヒー博物館
ショッピング お店めぐり
  1. ハロッズ
  2. ハービー・ニコルズ
  3. リバティー
  4. テスコなどのスーパーマーケットめぐり
  5. 通りや地区での専門店めぐり
  6. のみの市めぐり
街中での観光 名所めぐり
  1. ビック・ベン
  2. ウェストミンスター
  3. バッキンガム宮殿
  4. トラファルガー・スクエア
  5. BAロンドン・アイ
  6. セント・ポール大寺院
  7. タワー・ブリッジ
  8. ロンドン・ブリッジ

                                       

そして、プランニングは必要・不可欠

例えば・・・・

ナショナル・ポートレート・ギャラリー〜昼食・ポートレート・ギャラリー6階THE PORTRAIT RESTAURANTにて〜
ショッピング・コベント・ガーデンへ〜お茶やちょっとした休憩の為のPUBもここなら充実 〜夕食・Sohoへ 
中華街にて中華


のみの市めぐり〜昼食・屋台のホット・ドック又はティー・ルーム〜午後は元気が残っていたら近くの博物館巡り
見学後は施設の近くのパブにて夕食


曜日やお天気にもよりますが、
場所が比較的近いところでまとめて、
尚且つ(これはあまりないけれど・・・)時間に余裕が出来たら足を延ばす

そんなことも地下鉄マップを見ながら、プランニングしていくと
大体の距離感なども掴めると思います
行き当たりばったりでおもしろいものが見つかることもあります
そうなったら、当初の予定の後半の予定は削って 
寄り道優先に気持ちを大きく切り替えましょう 


しかし、くれぐれも地下鉄・バスなどの公共交通手段は
私たちの国での利用とは違って
予想に反して
時間のかかりに倍の時間がかかることを前提に考えましょう


それは得てして、この国では時間の流れがゆったりとしていて
思わぬところで時間がかかることの“落とし穴”が沢山あり
先ずは滞在先での最寄り駅から電車がこなくて
あら〜??と気がつくこと然りです

でも、誰も怒っていないのが
私たちの国とは違うなあああ・・と
それすらも異国情緒に浸れます(本当か・・?)


パッケージツアーの時間通りのスケジュールの進みに
面白味がなくなった方々や
自分以外の人からの束縛が居心地の良くない方々が目指すのが
この個人の旅の目的の一つです

時間に限りのある旅する人々はご自身のたてた予定を
一つでも経験したくて
計画を練る楽しさから旅は始まっています

本当にこれだけは逃したくない!という場所や経験は
極力その1日の1番最初にもってくるのがよいでしょう・・・

さあ、向かい入れてくれる大英帝国は
どんなハプニングを用意してくれているのでしょう


『計画通りにはいかないこと』も常に頭に掲げつつ
さあ!プランニングしましょう!



くまのパディントン
駅に着いたらこんな可愛い場面にも遭遇してしまったら
つい足を止めてしまいます・・これも立派なハプニング

ロンドン・パディントン駅にて
くまのパディントンと子供達





食事の重要度
この際お食事もしっかりと計画しましょう
この街にはありとあらゆる国籍の御食事処がひしめいています


しっかりとレストランで取るか、
又はこの国ならではのPub(パブ)を利用するか?

意外と観光に夢中になっていると時間は忘れがち
しかし、かと言って我が国でも必ず目に入るファーストフードは極力避けたいお食事処

そうならないためにも観光プランの中にしっかりと
体休めも含め、観光ルートの中に
行ってみたいお店や食事形態を組み込んでしまいます

もちろん!その場所での思いもかけないお店や方法でのお食事も大好きです!
しかし、ここではプランニングを楽しむためにも事前に組み込んでいく方法を
ご案内させてください






さて、今年は英国政府観光庁で新しいブローシャーが出来ました
その名も『テイスティ ブリテン』
副題も“英国を味会う旅”

なんと!頼もしい!

この国を友人達に勧めるあたって、
ほとんどの答えが「あの国って食事がね〜」という返ってきた台詞になすすべもなく
どう説明したらいいやら・・ちょっぴり肩身が狭かった幾星霜・・・
公に“美味しいものは沢山あるんだよー”と声を大にしても
その声もだんだん小さくなっていく自分のボキャブラリーの無さに臍か噛んだ日々・・・

徐々にお料理人も出てきて
華やかな食文化のルネッサンスともいうべき、
ここ数年のお料理に関しての人気は「ああ・・信じて良かった・・」

年々美味しいものたちが外食で味わえるようになってきて
今、英国では様々な食の祭典が開かれています
そんな中こんな素敵な心強い手引書を無料で手に入れることが出来るようになりました 

(送料のみご自身でのご負担になります)

Order Brochures - 英国政府観光庁

Tasty Britain


それぞれの四季によって、
それぞれの地方によって・・・
お薦めの食やレストラン、パブ、ティールーム&スィーツ、
各地方に分けての見やすい、選びやすい案内で
食いしん坊の私には何度眺めても飽きないとても美しいブローシャーです



テイスチィ・ブリテン1 テイスティ・ブリテン2



そして、こちらの案内が出る前は下記のガイドブックが
私の教科書

もう何時間でも眺めていられます


旅人の味方 Time out 食のガイドブックたち
左は英国観光庁で譲り受けたロンドンの情報誌
『Time Out』の季刊誌の『Eating&Drinking特集』
これは正直何時刊行されるか、解らないので現地に赴いた時に
本屋で見つけたら即買いのムックです

アン宅では娘さんのマーガレットがよく購入していて
その時々のお薦めレストランを教えてもらったりしていました

右は英国での購入の
『AAガイドブック』
『ALASTAIR SAWDAY'S』
最近は日本でも簡単に手に入るようになったご存知
『ミシュラン』

まだ日本での売り出しはありませんが
その名前は徐々に私達の耳にも入ってくるようになった『AAガイドブック』シリーズ
このガイドブックはお薦め度をダイヤマークや
クラウンマーク、花マークなど目に解りやすいマークでお薦め度を記しています
初めて訪れる街の宿泊やお食事処はこちらでの頼り度は結構高いです

また近頃はまっているのが
『ALASTAIR SAWDAY'S』のシリーズはカラー写真も綺麗で
見ているだけでそのシリーズも旅したみたいな満足感が得られます


そんなガイドは本当に強い味方
観光ルートを作るときにも必ず手が延び、
そのルート上でお勧めのお食事処をチェック!チェック!です 

そんな中で一人旅だとやっぱり利用頻度うなぎのぼりが
ランチのパブ

但し、飛び込みはちょっといくらランチの昼間でも引いてしまうようなところもあり
なかなか難しいのが
やっぱりこの『パブ・ランチ』

やはり事前の調べも特に一人旅の際には
はずれないためにも事前の調べは必要・・かな・・・
パブランチ
上:パブ・ランチ(Pub Lunch) ケイジャン・チキン・セット
セットの場合は主役チキンよりもチップスと豆の方が多いことが・・・
出来ればどこで何を食べたいか、
それも1つの観光めぐりのコースになります

ロンドンは本当に多国籍料理店は星の数です

又、イギリスの文化とも言うべきパブには、ぬるまった〜いエールがおすすめ!と言われますが・・・
これはこれでとてもおいしいのですが、
このようにグラスに水滴がうっすらと出る程、キーーーンと冷えた
ラガーも一味違う!!
これからの季節には是非お薦めです 


  





お買い物途中のお薦めパブ
    FRONT PAGE  フロント ページ  

     35 Old Church St., SW3   Tel : 020-7352-0648

     最寄り駅 : Sloane Square  King's St.,通りをまっすぐ進んで約15分ほど歩くと、左手にOld Church St.,があり
             この通りに折れて、まっすぐ進むと看板が見えてきます

     営業時間 : 11:00〜23:00(月〜土) 12:00〜22:30(日) 無休

     食事にもしっかりと力を入れる・・という噂どおり、ランチはいつも盛況!(但し、プレート類は14時まで)
     チェルシー地区、King's St.,でのショッピング途中でも最後でもほっと立ち寄るには最適の場所に
     ショッピング客で賑わうここチェルシー地区でも、通りを一本入ると信じられないくらいの静けさになります
     King's St.,通り沿いにもパブは何件もあるけれど、やっぱりわいわい・・がやがや・・・
     ゆっくりとおいしい食事とおいしいビールを求めるならば、ショッピングの一休みにいかがでしょう 

    
パブ フロントページ外観    フロントページのパブ店内
上:パブ フロントページの外観と店内
   BLUEBIRD ブルーバード

   The King's Road Gastrodrome 350 King's Road, SW3 Tel : 020-7559-1222
 
   最寄り駅 : Sloane Square  King's St.,通りをまっすぐ進んで約10分ほど 通りに面しています

    営業時間 : 09:00〜23:00(月〜土) 11:00〜17:00(日) 無休

    コンランショップの食材店 
    お隣に小振りの“CONRAN SHOP”もあります
    中にはこだわりの食材がまるで博物館の陳列のように整然を鎮座していて、それでいてお惣菜などの食材部門は
    しっかりとスーパーマーケット風だったり・・・見ているだけでもあきません
    もちろん2階にはりっぱなレストラン、またカフェもあり・・でもやはりお天気も良い休日は外のカフェで軽く休憩
    お花の中でのちょっとした息抜きってホッとするものです

ブールバード外観 ブルーバードのカフェ
上:ブルバードの外観と外のカフェ




美術館の途中・又はわざわざ行ってみたいレストラン


最近は美術館のカフェやレストランが非常に頑張っています

    ロンドンの街中では高層ビルのレストランはありそうで、少ないもの・・・
    そんな中トラファルガー広場近くのここ!ナショナル・ポートレート・ギャラリーのカフェ・レストランの窓側席は
    見晴らしの良い空間を提供しています
   THE PORTRANT RESUTAURANT  ナショナル・ポートレート・ギャラリー 6階

   St Martin's Place London WC2H OHE
   Tel : 020-7312-2490  Fax : 020-7925-0244
 

   営業時間  : 10:00〜11:30 12:00〜14:30 15:00〜17:00 18:00〜20:30(木・金曜のみ) 無休

    ギャラリーの最上階にあるのでトラファルガー広場を見下ろせる、ヨーロピアン料理
    食事は予約はして行きましょう
    そしてその際は必ず窓側の席のご希望を忘れずに!
    ランチやお茶だけなら予約なしでも入れることもありますが、ほとんど何時行っても待ち人がいます

   時間に余裕のあるときにお薦めです





せっかく訪れるならお食事も美味しくて、雰囲気の良い場所でのゆったり出来る時間は至福なもの
と、は言っても・・・・
つい手近な場所での御食事ってけっこう多いんですよね・・・



そんなお手頃お食事の代表選手・本家本元のサンドイッチ


でも、少しでも慣れない国での滞在ですから
しっかりと体に良いものを入れましょう




           

パブではパスタやドライカレー、サンデーローストビーフなども味わえます



皆様からの観光企画やお薦めお食事処などのお知らせも
お待ちしております















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